愛猫が甘えてきたら、だっこしたり、一緒に遊びたいですよね。
しかし、そんなときに限って、お気に入りの服や猫の毛のつきやすい服を着ているものです。
ここでは、「猫の抜け毛がついた服を洗濯するときの注意点」、「猫の毛が付きにくい服にするには」、についてご紹介しています。
猫の抜け毛がついた服を洗濯する前の注意点
猫の抜け毛がついた服をそのまま洗濯機に入れると、あまり取れないどころか、他の衣類に猫の毛がついてしまったという経験はないでしょうか。
猫の毛がついた服を洗濯する前に、必ずするべきことがあります。それは、猫の毛をおおまかに取っておくことです。
洗濯前にガムテープで取るのはNG!
ガムテープ(粘着テープ)で服についた猫の毛をとることができますが、粘着力があるので、服の繊維まで取ってしまい、大切な服をだいなしにしてしまう可能性があります。
また、粘着剤が服に付着することがあるので、粘着剤が付着したまま服を洗うと、ゴミなどが絡みついてかえって悲惨なことに。
コロコロを使う
多くの愛猫家は、コロコロで猫の抜け毛を取っているのではないでしょうか。最も経済的で、服にもやさしいのがコロコロです。
ただし、コロコロを使うときは、強く押しつけずに、軽く転がす程度にします。強く押しつけると、猫の毛が衣類に食い込んでしまい、洗濯時に取れにくくなります。
また、テープがねちゃっとしている製品は、ガムテープ同様、粘着剤が服について洗濯時にゴミやホコリが服についてしまいます。
抜け毛取りワイパーを使う
約30万本のミクロ繊維が、猫の抜け毛やホコリをからめ取ります。からめ取った猫の毛は、ボックスに溜まるので捨てるのも簡単です。
エチケットブラシは、一方向にしか使えませんが、「抜け毛取りワイパー」は、レバーを切りかえることで、左右両方に使えます。
服に付いた猫の毛に関して、楽天のレビュー(口コミ)をみてみると・・・
服に刺さるように付いた猫の毛もキレイに取れます。
洋服はこの形の方が取りやすいですね。
服はコロコロの方が取りやすい。
単純に乗っかってる程度の毛なら取れるんですけど、服(Tシャツ)など繊維に引っかかってるような毛は全く取れません。何度も方向を合わせてゴシゴシやりましたが、毛が絡めとられて引き抜かれるとはならず、全く変化なし。
服に関しては意見が分かれていますが、キャットタワー、ソファやクッションなどに関しては、高評価がついています。1,500円台からネット販売されています。
洗濯スポンジの口コミ
洗濯前に服についた猫の抜け毛を軽く取ったら洗濯の開始です。
猫の毛をからめ取るスポンジは、洗濯物と一緒に入れると、水面に浮いた毛や服の表面についた毛を取るグッズです。デメリットとしては、服に突き刺さっている毛は取れないのと、乾燥機はNGです。
スポンジの値段は、1,000円前後から4,000円台まであり、値段は高いけれど結構売れているのが「フリーランドリー プロ」です。値段は、楽天で4,180円 (税込)。
楽天のレビュー(口コミ)をみてみましょう。
長毛の猫を飼っているので洗濯して乾いた後、いつもコロコロをかけないと毛が目立っていたのが、フリーランドリーPROを使ったところ、殆ど衣類に毛がついていなかったので驚きと感動でした。
うちの長毛猫さんたちの毛が取れます!玉になってるものから、細かいものも。
しばらく使ってみたのですが、うちの場合は思ったよりはあまり効果がない…という感じです。取れなくはないので、無いよりはマシかなと思い使い続けてますが、リピートはないと思います。
何度か洗濯に入れて試してみましたが猫の毛は数本くっついてる程度でそんなに効果ないのかなぁという感じでした。
良い口コミと悪い口コミをご紹介しましたが、評価点は5段階で平均「3.7」です。結局、乾燥した服をたたむ前にコロコロを使っている人が多いようです。
「フリーランドリー プロ」の類似品の口コミをみてみると、あまり期待できないとという印象を受けました。
猫の毛が付きにくい服にするには
服に付いた猫の毛を取りやすくし、猫の毛が服に付きにくくする洗剤が売られています。商品名は、「リモサボン」と「フリーランドリーディタージェント」です。
いずれも、「離毛促進コーティング剤」と「毛を付着しにくくするコーティング剤」が使われており、洗えば洗うほど毛がつきにくくなる液体洗剤です。服に付いた猫の毛を払うだけで落ちるようになります。
服に付いた猫の毛が、100%落ちるわけではありません。しかし、普段使っている洗濯洗剤とは明らかに違います。もちろん、通常の服の汚れも落ちます。
商品名 | リモサボン | フリーランドリーディタージェント |
メーカー名 | 北の快適工房 | アイソシアル |
内容量 | 600ml/約1ヵ月分 | 500ml/約1ヵ月分 |
液性 | 中性 | 中性 |
成分 | 界面活性剤27%(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸メチルエステル、直鎖アルキルベンゼンスルホン硝酸)、安定化剤、アルカリ剤 | 界面活性剤49%(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、LAS)、pH調整剤、安定化剤、水軟化剤、再汚染防止剤、離毛促進剤、酵素 |
香り | グリーンアップル | ラベンダー |
用途 | 綿、麻、合成繊維用 | 綿、麻、合成繊維用 |
その他 | 無着色、蛍光増白剤不使用 | 無着色、蛍光剤無配合 |
定価(税込) | 3,630円 | 3,300円 |
楽天最安値 Amazon最安値 |
3,980円 3,630円 |
3,300円 2,700円 |
定期購入価格(税込) | お試し定期コース 3,267円 3ヵ月毎お届け基本コース 3,086円 年間購入コース 2,904円 |
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楽天の評価 Amazonの評価 |
4.35 3.90 |
3.76 3.30 |
※楽天とAmazonの最安値は、2022年11月現在の税込価格です。
「リモサボン」と「フリーランドリーディタージェント」の値段は高いですが、服に付いた猫の毛を取りやすくし、猫の毛が服に付きにくくするので、洗濯前、洗濯後に毛を服から取るというめんどうな手作業のことを考えると、一つの選択肢です。
上の表にも書きましたが、「リモサボン」は定期にすると、お安く購入できます。定期購入の方法はこちらで説明しています。
まとめ
猫の抜け毛が付いた服を洗濯する際の注意点とグッズをご紹介しました。
次のようにすると、服に付いた猫の毛を洗濯で取りやすく、洗濯をすればするほど服に猫の毛が付きにくくなり、また、付いた毛をはたくだけで落ちるようになります。
1.「コロコロ」か「抜け毛取りワイパー」でおおまかに服についた猫の抜け毛を取り除きます。
2.洗剤は、「リモサボン」が「フリーランドリーディタージェント」を使用します。
補足:お使いの洗濯機に付属していることもありますが、ゴミ取りネット(クズ取りネット)を使用することで、服から離れた毛などを洗濯物に再び付着するのを防ぐことができます。