猫の名前ランキング14万匹の頂点は?｜ムギが急上昇!なぜ?

毎年、ねこのきもち（ベネッセ）、アニコム損保、アクサダイレクト、アイペット損保から猫の名前のランキングが発表されます。

そこで、4社の猫の名前ランキングを合わせてみると、下の表のようになりました。
※調査対象頭数は、推定も含めて4社合計約147,000匹です。

男の子の猫

アクサダイレクトでは、「ムギ」がベスト10に入っていません。

それ以外は、各社順位に違いはありますが、「レオ」、「ソラ」、「ムギ」が、1位～3位を占めています。

中でも「ムギ」は、女の子のランキングでは2位なので、男の子と合わせた総合では、1位になります。アクサダイレクトに「ムギ」がランクインしていないのが不思議です。

「レオ」と「ソラ」は、ここ数年1位と2位を争う状況が続いています。

そこに、「ムギ」が一気に割り込んできました。

『ねこのきもち』のアンケートでは、猫の好きな毛色の第1位が茶トラなので、「ムギ」が急上昇しているのだと思われます。

女の子の猫

女の子の場合は、毎年、「モモ」の人気が圧倒的です。

続いて、「ココ」、「ハナ」、「リン」、「ルナ」が、毎年上位にランクインしています。

そして、男の子同様、「ムギ」が一気に上位にランクインしました。

「ムギ」から連想できる猫の毛色は「茶×白」です。

茶×白の猫の性格は、茶トラ猫、または、白猫に似ているそうです。

茶トラ猫の性格

茶トラ猫は、自分の気持ちをストレートに表します。例えば、甘え方はストレート。

「活発」、「温厚で怒らない」、「天真爛漫」という言葉があてはまります。

茶トラ猫は、メスよりもオスの数の方が多いので、このような性格が目立つようです。

白猫の性格

白猫は、注意深く、繊細な性格が多いようです。

これは、白が自然界では目立ちやすく、外敵に狙われる可能性が高いからだと言われています。

「神経質」、「気品がある」、「おとなしい」という言葉があてはまります。

猫を呼ぶときの注意点

猫を叱るとき、「コラ!　”ソラ”、だめでしょ!」というように、叱りながら猫の名前を呼ぶのはよくありません。

「名前を呼ばれる=叱られる」というのがインプットされ、呼んでも来なくなることがあります。

猫を叱るときは、例えば、人間の食事中にテーブルの上にあがってきたら、名前を呼ばず、また、大きな声で怒鳴らず、静かに「だめよ」と言ってそっと下におろしましょう。

大きな声で怒鳴ったりすると、怒鳴った人を危険人物だと判断して、寄りつかなくなります。

猫がイタズラをしだしたら、手をパンとたたくなど、「イタズラ=いやな音」と関連づけると効果があります。

参考：【専門家監修】茶×白の猫ってどんな猫？特徴や性格など徹底解説（ねこのきもち）