猫の餌でおすすめするための最低条件は、「低脂肪」、「高タンパク」、「安全性」の3つです。しかし、「低脂肪」、「高タンパク」、「安全性」を重視すると、満足に食べてくれないということが起こり得ます。
一方、「食いつき」を重視すると、添加物だらけのフードであったりします。
「3つの条件」と「食いつき」を両立させたフード選びは難しいのですが、両立させたフードに「モグニャン」というのがあります。
この記事では、猫の餌のおすすめ「モグニャン」について詳しく解説しています。
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モグニャンの素材
まず、モグニャンに使われている素材をみてみましょう。
モグニャンの素材一覧 | |
白身魚 | 白身魚は低脂肪で高タンパクな食材 |
タピオカ | 少量で満腹感を与える |
ジャガイモ | ビタミンCやビタミンB、カリウムが多く、猫の健康維持に効果的 |
エンドウ豆タンパク | 低脂質な炭水化物とタンパク質源 |
ビール酵母 | 10種類ある猫の必須アミノ酸を全て含み、胃腸の働きを活発にし、腸内環境を整える |
サツマイモ | 毎日のスッキリをポート |
ココナッツオイル | 被毛の質を高め抜け毛の量を減らす |
セルロース | 腸の働きを整える食物繊維 |
サーモンオイル | オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がイキイキと美しい身体を保つ |
フィッシュスープ | 旨み・香り成分 |
バナナ | 健康維持と食物繊維効果による便秘予防 |
リンゴ | 体の調子を整え、活力維持をサポート |
クランベリー | 体のバランスをサポート |
カボチャ | 健康維持に役立つカロテンやカリウムが豊富 |
セイヨウタンポポ | 食欲の増進や消化を助け、便秘を予防 |
フラクトオリゴ糖 | 腸内環境を整え、下痢・便秘の解消に効果的 |
マンナンオリゴ糖 | 腸内環境を整える |
タウリン | 猫に必須の栄養素 |
ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素) | 健康的な体の維持 |
酸化防止剤(ローズマリー抽出物) | 厚生労働省が使用を認めた天然由来の酸化防止剤 |
ビタミン類(ビタミンA、D3、E) | 健康的な体の維持 |
乳酸菌 | 腸内環境を整える |
モグニャンに使われている素材をみるかぎり、「はてな?」と思えるような素材はありません。モグニャンには、着色料と香料は使用されていません。
酸化防止剤はどんな食品にも使用されています。「ローズマリー抽出物」は、長年使用されている添加物(既存添加物)として、厚生労働省が引き続き使用を認めている添加物です。
モグニャンは低脂肪
モグニャンの主素材は「白身魚」。なんと、全素材の65%が白身魚です。
白身魚といえば、「低脂肪」で「高タンパク」な素材として知られています。また、消化・吸収がよいというのが、白身魚の特徴です。
さらに、白身魚には、抜群の香りと味わいがあるので、たいていの猫はよく食いつきます。
猫の体には、「脂質」は重要な栄養素です。過度な摂取は肥満につながりますが、猫に低脂質の餌を与えることで肥満の防止になります。
肥満気味の猫なら、低脂肪・高タンパクの食事に変えることで、体脂肪を減らすことが可能です。
モグニャンは高タンパク
モグニャンの成分 | |
タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 11%以上 |
粗繊維 | 5.25%以下 |
灰分 | 9.5%以下 |
水分 | 5%以下 |
NFE(炭水化物相当) | 41% |
オメガ3脂肪酸 | 2.5% |
オメガ6脂肪酸 | 1.3% |
リン | 1.1% |
カルシウム | 1.3% |
エネルギー(100gあたり) | 379kcal |
高タンパク食は、満腹感を得やすいので、食べ過ぎ防止になります。また、筋肉量を増加させるので、基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすい体をつくります。その他、皮膚、美しい被毛などの生成に効果的です。
モグニャンの安全・安心性
モグニャンに使われている全素材の65%が「白身魚」であることは、先に書いた通りです。 この白身魚は、ヒューマングレードの食品工場から仕入れた魚を使用しています。つまり、人間が食べられる質と安全性のある白身魚を使用しています。
モグニャンは、ペット先進国のイギリスでつくられています。イギリスは、法規制が厳しい世界屈指の動物愛護国です。また、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しいガイドラインを遵守したペットフード専門工場でつくられています。
モグニャンを輸入している「レティシアン」という会社は、2011年の創業以来、日本全国95万人以上の愛猫家・愛犬家に指示されています。輸入したモグニャンはロットごとに抜き取り品質チェックをして、合格したものだけを愛猫家・愛犬家に届けています。
また、レティシアンでは、ペット栄養管理士などの資格を持った専門スタッフを常駐させ、ペットオーナーからの質問や相談に答えられる体制を整えています。
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グレインフリーなの?
先の「モグニャンの素材一覧」をみてもわかるように、穀物は一切使用されていません。つまり、モグニャンは、「グレインフリー」のキャットフードです。
猫に穀物を与えてはダメということではありませんが、最近、猫への健康志向の高まりにより、グレインフリーのキャットフードを選ぶ飼い主さんが増えています。
上のグラフは、猫の飼い主さんが「フード・おやつ」にかける年間費用(平均)です。10年間の推移をみると、愛猫にかけるフード・おやつの費用は上昇傾向にあるといえます。
アニコム損保は、「飼い主の愛猫への健康志向の高まり」があるのではないかと分析しています。
フード・おやつの費用が増えた理由として、猫の飼い主さんは、「体のために質のよいフードに変えた」、「健康に留意して自然食品に変えた」と回答していました。
<穀物>大麦、オーツ麦、ライ麦、小麦、トウモロコシ、米
<穀物の副産物>グルテン(小麦や大麦・ライ麦などに含まれるたんぱく質の一種)、ぬか、ハル(穀粒外皮、殻)、小麦粉、スターチ(でんぷん)
詳しくはこちらの記事に書いています。
「グレインフリー(穀物不使用)キャットフードのメリットとデメリット」
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その他モグニャン開発者のこだわり
モグニャンは、低脂肪・高タンパクで、安全性のあるキャットフードであることは説明してきました。ここでは、その他のモグニャン開発者のこだわりについて触れておきます。
オールステージ対応
モグニャンは、子猫からシニア猫までのオールステージに対応しています。これ一つで、一生寄り添える栄養バランスを実現しています。
年齢差のある猫の多頭飼いをしている場合、それぞれ違ったフードを用意する必要がないというは、大きなメリットです。
美味しい食感
水分をひかえめにし、ジャガイモやセルロースを加えることで、猫が好むカリカリとした食感を実現しています。
カリカリの大きさは、通常、直径1cmで小さめと表現されますが、モグニャンはさらに小さく直径約8mmにして、子猫やシニア猫でも食べやすい大きさでつくられています。
まとめ
「低脂肪」、「高タンパク」、「安全性」の3つの条件をクリアしているキャットフードの「モグニャン」をご紹介しました。
猫の「食」は健康のバロメーターです。「健康で少しでも長生きしてほしい」というのは、猫の全ての飼い主さんの切なる願いだと思います。
そのためには、猫にとって楽しみの一つである「ごはん」の質を良くすることで、願いがかなえられるかもしれません。
参考:「既存添加物名簿」日本食品化学研究振興財団